夕方になると、足がパンパンにむくんでしまう事がありますよね。
むくんでしまうと、足がだるくなったり、攣りやすくなったりします。
ここでは、むくみの解消に役立つ7つの反射区とむくみについての解説、そして、セルフマッサージのやり方を紹介していきます。
是非、むくみのケアに役立てて下さい。
むくみが気になる時に、おすすめの反射区 7つ
7つの反射区
- 腎臓
- 輸尿管
- 膀胱
- 胸部リンパ腺
- 下半身リンパ腺
- 上半身リンパ腺
- 鼠蹊部
この7つの反射区にアプローチをして、むくみの解消につなげていきましょう。
これらをふたつのグループに分けて、ケアしていきます。
1つめは、老廃物の排出を促す、腎臓、輸尿管、膀胱。
2つめは、つまりを取りのぞく、リンパ腺、鼠蹊部。
1つめ・老廃物の排出を促す、セルフマッサージ
老廃物や、有害物質は、血液によって腎臓に集められます。そして、腎臓によってろ過され、輸尿管、膀胱を経て、カラダの外へ出ていきます。
腎臓、輸尿管、膀胱で、老廃物をカラダの外へ
- 腎臓
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足裏の真ん中あたり、少し上
- 輸尿管
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腎臓と膀胱をつなぐ、土踏まずを通る道
- 膀胱
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かかとの上、足の内側
腎臓 → 輸尿管 → 膀胱 の順番に刺激します
マッサージ のやり方・早速やってみよう!
親指のはらを使って、じっくりと、深くアプローチします。7秒圧を入れ、3秒かけてゆっくり離しましょう。
腎臓は、むくみのケアに重要なポイントなので、じっくり刺激します。
腎臓を刺激したら、輸尿管を通り、膀胱へ押し流します。
腎臓は、血液の ろ過装置
腎臓は血液のろ過装置です。
腎臓が疲れる事によって、ろ過が十分に出来なくなくなり、その結果、老廃物や余分な水分、塩分をカラダの外に排出しにくくなります。そして、余分な水分や塩分が身体に溜まっていきます。
2つめ・つまりを取り除く、セルフマッサージ
リンパ腺、鼠蹊部で、詰まりを取りのぞく
- 胸部リンパ腺
-
親指と人差し指の間のくぼみ
- 上半身リンパ腺
-
外くるぶしの斜め上
- 下半身リンパ腺
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内くるぶしの斜め上
- 鼠蹊部
-
下半身リンパ腺のすぐ上
マッサージ のやり方・早速やってみよう!
足の親指と人差し指の間の、くぼみを刺激します(腱と腱の間です)
リンパ腺は、くるぶしの斜め前方あたり。鼠蹊部は、下半身リンパ腺の上です。
この3つは、4指でやるとやりやすいです。握るように刺激しましょう。
足を倒して、やりやすい体勢でやります。
4指でやり難い人は、親指の腹を使ってやるのもOKです!流すように刺激しましょう。
むくみがあるのは、水分量が多いから
つまるところ、むくんでしまうのは、水分が多いからです
人の身体は、毛細血管から、水分が出たり入ったりしています。血管から出た水分は、再び血管に戻ったり、リンパ管へ吸収されます。しかし、しみ出た水分が皮下組織に過剰に留まり続けると、水分量が普段より多くなってしまいます。これにより、むくみ(浮腫)がおこります。
- 毛細血管からしみ出す水分の量が多くなる
- しみ出た水分が、血管やリンパ管へ吸収される量が減る
- リンパ管の詰まり
それでは、どんな時にむくみやすくなってしまうのでしょうか?
理由は、3つあります。
主な要因 3つ
- . 長時間の同じ姿勢(特に脚のむくみ)
- . 座りっぱなし、立ちっぱなし
- . 生活習慣の乱れ
むくみの要因には、疾患(心疾患、腎疾患など)がありますが、ここではごく一般的な要因に目を向けていきます
. 長時間の同じ姿勢
長時間同じ姿勢のままでいるという事は、ふくらはぎの動きが少ないという事です。
ふくらはぎは、第2の心臓と言われる程、重要な役割を担っている筋肉です。そのふくらはぎの動きが減る事により、むくみに繋がります。
ふくらはぎの役割 →
ふくらはぎは、ポンプ機能
重力により下半身に落ちた血液を、心臓に戻す手伝いをしているのが、ふくらはぎです。ふくらはぎの収縮が、ポンプの役目を果たしています。
. 座りっぱなし、立ちっぱなし
座りっぱなし、立ちっぱなし、どちらも長時間の同じ姿勢になります。
立っている時は、ふくらはぎが使えているのでは?と思うかもしれませんが、筋肉は収縮がポイントなので、立ちっぱなしでは、収縮しません。歩く必要があります。
. 生活習慣の乱れ
むくみに一番多い原因は、
生活習慣の乱れ。
先ほどお話しした、長時間の同じ姿勢も原因の一つですが、一番多いのは、生活習慣の乱れのようです。
- 塩分のとりすぎ
- 偏食や暴飲暴食
- 睡眠不足
- 過労
- ストレス
などが挙げられます。
まずは、生活習慣の見直しが出来ないかを検討して、是非、足裏セルフケアを試してみて下さい。